短編集

□不思議
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ザ「早く行くぞ」

レ「うん」

歩いて近くの八百屋にいくとカボチャが安く売っていた

レ「ザック今日カボチャのスープなんてどう?」

ザ「カボチャ...形が気に入らねぇ」

レ「そっかじゃあ...」

『レイちゃん今日も可愛いな!サービスしちゃうよ』

レ「おじさんありがとう。じゃあピーマンと人参とトマト貰える?」

ザ「はぁ?俺ピーマンは嫌いだって」

『2個おまけしとくよ!』

レ「ありがとう」

にこっと笑顔で返事しザックに向き直る

レ「好き嫌い克服」

ザ「食わねぇからな」

ギロッと睨み付けられたけど気にしない

レ「つぎは精肉店」

ザ「レイ!今日はステーキにしよう」

レ「おじさん豚ひき肉下さい」

『はいよ!』

買い物に行くときのザックに対してのスルースキルは身につけた

我ながら完璧である

ザ「おっさんコロッケ1つくれ」

『はいよ!』

レ「ちょっとザック」

ザ「お前が俺のこと無視した仕返しだ」

にやりと口角をあげやってやったという表情が非常に腹立たしい

仕方なくコロッケを買ってあげ
早速食べ出すザック

ザ「うめぇ」

レ「ザック今日はハンバーグだよ」

ザ「本当か!?肉ならなんでもいい」

レ「じゃあ帰ろっか」

ザ「おー」

先にどんどん歩いていったと思うと

ザ「ん」

私が持っていた買い物袋を少し強引に奪いとる

レ「今日は軽いから持てる」

ザ「それでも俺の方が力持ちだ。レイも担いで帰れるぞ」

レ「やめて」
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