短編集
□嫉妬
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部屋に戻って寝転んだが頭の中はレイのことばかり
なんでかわからねぇが今頃あいつなんの話してんだとか気になって仕方ねぇ
意味わかんねぇ
胸がいてぇ...病気で死ぬとか勘弁だからな
大体いつも俺といるくせになんで今日はダニーやエディの奴といるんだよ?!
なんであんな楽しそうに話してんだよ
ザ「くそっ...殺してぇ...」
コンコンコン
ザ「?!」
突然のドアのノックに驚く俺
今レイとダニーとエディが話してるから...グレイか?サドマゾ女か?
そんなこと思ってても本当の本当はレイであってほしい
ザ「いや!思ってねぇよ!そんなこと!」
レ「ザック?」
ザ「どわっ?!レイてめぇいつからそこに!」
レ「ノックしても返事がなかったから...」
ザ「お前あのロリコン野郎と玉ねぎ野郎はどうしたんだよ」
レ「ダニー先生とエディのこと?私ザックと話したくなってあの二人とはさっきさよならしてきたよ」
ザ「は、はぁ?お前さっきまですげぇ楽しそうに話してたじゃねぇか!」
なにが俺といきなり話したくなっただぁ?別に嬉しくねぇよ!ざまぁみろロリコン野郎に玉ねぎ野郎!とか思ってねぇ!
レ「それはザックのことを話していたから」
ザ「俺のこと?」
レ「うん。この前買い出しした時ザックがよそ見して歩いてたらドブに足をつっかえて転んだ話とか」
ザ「は、はぁ?!お前それ二人の秘密だっつったろ!」
レイの頭を軽くグーで小突くとレイが頭を押さえながら小さく痛いと言った
ザ「約束破った罰だからな」
レ「でもあれは面白かったからみんなに言わないとって」
ザ「言わなくていいんだよ!んなこと!!」