短編集

□ザクレイバレンタイン
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今日は2月14日バレンタインデー

ダニー先生とエディが話しているのを聞いて知ったけど、どうやら好きな人にチョコをあげる行事らしい

レ「ザック...」

ザックは私のことなんてなんとも思ってないだろうけど...私はザックのこと...

ザックはバカだから今日がバレンタインデーなんて知らないだろうしそもそもバレンタインデーがなんなのか知らないはず

チョコを作ったからってあげればいいかな

冷蔵庫をガサガサ探ると紫の怪しい箱があった。気になったがそれより今はエディが好きで買いだめしてるチョコを貰おうと冷蔵庫を探った

レ「エディごめんなさい。今度チョコ返すね」

今はみんなと暮らしてるけど全員が料理出来なくて私が一番料理が得意だから毎日私が料理当番

だから甘いものを作るのも得意

時刻はお昼近く
ザックはお寝坊さんだからまだ起きないはず

ダニー先生とエディはさっきキャシーとおでかけ行ったし神父様は...部屋でなんかしてるんだろうな


今日は私の得意なチョコブラウニーを作る

チョコを溶かして材料を入れて...

レ「ナッツもいれたら美味しいかな」

キャシーがよく食べてるナッツを冷蔵庫から取り出し軽くローストする


ナッツをいれてよく混ぜてから余熱したオーブンで焼き上げる

レ「うーんうまくいくと思うけど」

30分くらい暇になったので洗い物をしていると階段を降りてくる音が聞こえた

この足音は神父様

グ「レイチェル・ガードナーなにか甘い匂いがするが」

レ「ブラウニー作ってたんです」

グ「そうか。ザックにでもあげるのか?」

レ「!」

神父様にはなんでもお見通しなんだ
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