REBORN!(ヒバツナ)

□大空の昼休み
1ページ/4ページ

「ツナーメシだから屋上いくか?」
「十代目!いいお天気なので屋上行きましょう!」

お昼時、並盛中学の1つの教室で男子2人がお互いよりも小さい男子に向かって話しかけた。だが、その男子はとても済まなそうな顔で両手を顔の前でパンッと合わせ言葉を発した。

「ごっごめんっ獄寺くんに山本っ!おっ俺今日あの日なんだ」

と照れくさそうに笑って小さな男子では絶対食べきれないくらいの大きな弁当箱をカバンの中から取り出した。

「そっかー今日は応接室なのな」
「そうっすか・・・残念です」

そういって2人の男子は肩を落とした。小さい男子はすまなそうに微笑み、また五時間目にと言って教室から駆け出した。
その様子を見ていた2人の男子もとい山本と獄寺は、しょうがないと言いたそうに苦笑し、教室で自分の机の椅子に腰掛け、お弁当を広げ始めた。

「最近けっこーな頻度でツナ呼ばれるよなー」
「あ?俺にヒバリの事聞くんじゃねーよ」
「ほんと獄寺ってツナ大好きだよなー」
「ばっ!ばかっ!!変な事言ってんじゃねーよ!俺はただ十代目を尊敬しているだけだ!」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ