Zzz…

□与太郎正伝
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仕事帰り、疲れきった体でフラフラと歩く。

『はぁ〜、今日も遅くなっちゃった…。まぁ、明日は休みだからゆっくりしよう。』
これからコンビニ行って、お酒とおつまみ大量に買ってダラダラ飲もうかな、などと考えていると遠くから賑やかの声が聞こえてくる。

「ギャハハハハ!!!何それ、超おもしれー!!!」
「だろだろ!?それでさぁ〜…」
聞き慣れたバカ笑いは少し先の屋台からする。
…おそ松達と、チビ太のおでん屋さんだ…!!思わず駆け足になる。


『こんばんはー』
「おぉ!名前じゃねーか!今帰りか?」
『そうだよ〜、もうクタクタ〜』
「名前〜お前も立派な社畜だなぁ〜ヒック!!」
『うっさいニート!ねぇ、私も混ぜてもらっていい?』
「おう、俺の膝の上なら空いてるぜ…」
『…みんなちょっとだけ詰めてくれるー?』
「「「「いいよー」」」」
「えっ…」
カラ松の言葉を無視してそう言うと、おそ松の隣に座った。

『チビ太、ビールと大根とちくわお願い!』
「あいよっ!!」
「名前ちゃんお疲れ様♪」
「毎日こんなに遅いの?大変だね。」
『うーん、最近忙しくって〜』
「…朝、起きられるの?」
「ハイハイハーイ!!俺、朝早く起きて走ってるよー!!!」
『ふふ、朝から元気だね〜十四松は。』
「おい、乾杯しようぜ。いやぁ〜今週も頑張ったよなぁー!!」
「いや、働いてもないのに何頑張ったんだっつーの!!」
おそ松の発言に、チョロ松のツッコミが入る。
『あはは!そうだね、乾杯しようよ!!』

「「「「「『かんぱーい!!!』」」」」」
『〜〜っあぁー!!ビール美味しい!!!』
一週間頑張った私の体にビールが染み渡る。
『犯罪的だっ…!!美味すぎるッッ…!!!』
「それなんてカイジ?」

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