裏門
裏門。
城門前の警備が厳しいと見た反国家側はその裏を想像し実力者数名での裏門からの侵入を試みるが、やはり国家。その作戦は見通され待ち構えられていた。
裏門なため、太陽の日差しで影となっている。
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12/09(Wed) 07:10
アディーン・ルゥナー
そいつの言う通りだ…。逃げるなら勝手にしろ、敵は…お前達だけじ ゃ…ない…。この持ち場を放棄してまで、追うような真似は…しない。
(味方が自身を背負う動作を見せた事で流石に其処までする必要は無いと拒否しようとするが、想像よりも傷が深く体に満足に力が入らなければ為す術無くされるがままになり。敵から自らの捕縛を条件にもう一人を見逃すよう嘆願をされてはその仲間を思う殊勝さにフッと軽い笑みを浮かべ、もっともらしく、しかし嘘偽りの無い理由を述べその嘆願を呑み途切れ途切れに言葉を紡ぎ)
まだ、あるなら早く言うがいい…。
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12/09(Wed) 07:42
アッシュ・ヴァレンティ
…馬鹿なこと言ってるんじゃねぇよ。
（さすがに敵の前で気を失う失態はしていないようで、渋々といった様子で目を開ける。もちろん言葉をかけたのは自身の仲間に対して）
レヴィたん、俺たちも撤退しようぜ。あちらさんもああ言ってることだし、お言葉に甘えて。
…それに、目当ての物はたぶんここじゃねえよ。
（チラリと城の方を見た後で、暴れだすと言った射手にはよくわかってるじゃねぇのとニヤリ顔）
答えあわせをする前に殺すなんて野暮なことはしねぇだろ？
ま、どうしても功績が欲しいなら俺に懸賞金でもかけて捕まえてみろよ。
（受けて立つぞこの野郎とか、親指を地に向ける空元気。もちろん仲間を差し出すつもりは毛頭ない）
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12/09(Wed) 18:41
レヴィアタン
そう…それじゃあ、遠慮なくそうして貰うよ
……馬鹿で悪かったね、これくらいしか思い付かなかったよ
(二人の国家の者達の話に力抜けたように仮面越しに笑みを浮かべて相方を脇で抱えてみれば相方に聞こえるように呟いて)
…………これ、あげるよ、どうするかはそっちに任せるよ
捨てるなり燃やすなりね
(もう一つの願いのことを思い出せば暫く考えてようやく考えがついたのか懐から何かの資料を取り出して片手で器用に紙飛行機にすれば国家の二人の方に向けて飛ばして)
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12/09(Wed) 23:16
ミスト・ウィラード
・・・言ったろ、俺たちはこの門を守ってだけだ
だから、お前らの願いは聞かない
(それを受け取れば敵と内通していると言われたくないため冷たい言葉を言いそれを直ぐさま投げ返して、これ以上話をして怪しまれるわけには行かず門の方へと歩き始めるが、何か思い出したかのように歩みを止め振り返り口を開く)
・・・もし次、街で会えば、メシぐらい奢るぞ
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12/10(Thu) 07:15
アディーン・ルゥナー
何だ、意識があったのか…。
功績などいらん、別に昇格など興味もないしな。
(仲間の背に収まりながらも先まで相対していた相手が起き上がる様を確認するともう一人の相手に声を掛ける様子からあの夥しい出血量にも関わらず意識を保っていたのだと推測、そのしぶとさに鼻を鳴らして。此方に投げられた紙飛行機は仲間の背に収まっている為、取る事叶わず虚しい弧を描きながら地に落ちた。仲間が門の方に歩き出せばその背にある自分も必然的に門に向かう事になり、相手二人に背を向けながら辛うじて聞こえる程度の声で呟いた)
…１週間後、来るならお前達二人とも来るが良い。好きなだけ飲ませてやる。
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