僕のヒーローアカデミア


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麗「この時間は緊張するからなれへん・・・」

『まぁ反省するべきところは反省する
 お茶子ちゃんは頑張ったんでしょ?』

麗「いちお・・・」

『なら大丈夫だよ』

「あ いたいた」

その声と同時に肩を掴まれた

この人の多さで察知してなかったから

一瞬殴り掛かりそうになった

重りがついててよかったと思ったよ

そのおかげで動きが遅かったから

「流石A級危険人物だね あの氷も攻撃も凄かったよ」

胡散臭い爽やかな笑顔

『真堂さん』

麗「私デクくんとこ行ってくるね!」

隣にいたお茶子ちゃんが居なくなり

私の周りには元々危険人物だからか妙な空間があって

真堂さんと二人っきりの空間になってしまった

なぜ?

真「ちなみに今 相棒とか決めてたりするのかな?」

『全く 自分より弱い人に興味はないので』

真「辛辣だね」

『事実です それで本題はなんですか?』

真「とりあえず友達にでもなろうかなと思ってね」

『その胡散臭い笑顔を止めて頂ければ』

私がそう言うと笑顔がパッと消えた

『なんで友達なんですか?そもそも学校も違うのに』

真「あわよくばサイドキックにしようかと思ったんだよ
  どうせA級だと
  一人で行動できないんだろ
  俺がプロヒーローに先になったら一緒に行動できるだろ」

『正確にはプロヒーローになって3年は経たないとだめですよ』

真「・・・・・マジかよ」

『でも嬉しいです こんな風に
 A級って分かっていながら
 友達になってもらう事初めてなので』

今のクラスの皆はA級って言う前に友達になってくれたし

分かってもそのままでいてくれたから

A級って分かってからは初めてだよ

真「なら友達な 連絡先教えろ」

いきなりの高圧的な言葉に笑いが零れる

それが本性かよ

でも残念な事に

『操作の仕方分からないんですけど』

カバンに一応で入れてるスマホを取り出す

連絡先は学校と消太とひざししか入ってない

あぁ勝己に見つかって登録したんだった

真堂さんが私のスマホと自分のスマホを弄って

返してもらった

しっかりと写真付きの登録画面

それに

L〇NEが新しく入っていた

操作はしていたら分かるらしい

適当だな

真「そういや重りしてたんだよな」

『まだしてますよ 体重と同じ重さの』

真「マジか!」

テンション高めに言うと

いつの間にか視線が上がっていた

真「軽っ!!!!?」

脇を持ち上げられて

子供にするような高い高いをされる

男子の制服着ててよかったと思ったよ

その後真堂さんは

人形!とか子供!とか好き勝手言ってくれた

そして

『いい加減降ろしません?』

真「降ろさねぇ し タメで話せ」

『そこはおろそーよ』

ぼやきながら

高い高いの体勢から

胸下に腕を交差する形で

足がプラーンとする不安定な形の筈なのに

真堂さんが力があるからか

安定して

何だか力が抜ける形で持たれていた私は

1つ欠伸をした






























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