僕のヒーローアカデミア


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まぁ結局は限界突破ということなんだけど

私がやっているのは

轟くんが体育祭で見せた大氷塊を作る事だったんだけど

簡単に轟くんの倍以上の大きさ作ってしまった

相「・・・・・・・・うん お前体力づくりな」

まぁ短期で済ませることが多かったし

トレーニングとかするにしても

消太達とじゃないといけなかったから

普通と比べたら体力が無いけど

消太の投げやり感がハンパなかった

ってことで

ランニングマシーンやらトレーニング機材で

鍛えることにしたんだけど

「まだまだ鍛えんかー!」

時々飛んでくるワイプシの虎さんの拳を避けるのだが

後ろからとか変幻自在なのか

色んな方向から飛んでくるから

常に見聞色使わないといけなくて

集中力も鍛えられていいとはおもうんだけど

「はぁはぁ・・・・むり・・・」

隣で似たようなトレーニングを始めたのは

B組の物間くん

『ほら頑張れ』

水でトレーニングの機械に戻すと

よたよたなりながらも頑張っていた

もうホント疲れた

午後4時

ようやくトレーニングは終わり

ピ「さァ!昨日言ったね
  「世話焼くのは今日だけ」って!」

ラ「己で食う飯くらい己で作れ カレー!」

それに対して皆は

「「イエッサ・・・」」

と小さな声だった

そりゃそうだ

作る体力など無いだろう

ラ「アハハ 全員全身ブッチブチ!
  だからって雑なネコマンマは作っちゃ駄目ね!」

それに対して

救護活動の時に腹と心を満たすのも

救助の一環とか言い始めた天哉

『便利だね天哉の考え方』

相「ほら お前も作ってこい」

『はーい』

頭を撫でられた私は

カレーを作る場所に向かう

そもそも火を起こすトコかららしいけど

轟くんとか百ちゃんが個性で付けてくれた

勝己?

あれは爆発だからダメかも

とりあえず野菜洗って

米を洗って米を炊いて

水を刃物の形にして

野菜を切る

緑「そういう使い方もあるんだ」

『氷だって水だって切ろうと思えば切れるからね』

その横では勝己が手際よく切っていた

『勝己料理出来るんだ』

爆「俺に出来ないものはねえ」

『じゃあ勝己のお嫁さんは幸せだね』

爆「幸せにするに決まってるだろ」

言い切った

しかも

爆「嫁はお前で決まってるけどな」

とか言ってくるから

聞いてた女子がキャーキャー言ってた

カレーはとりあえず煮込めばいいとして

『佐藤くんさ チョコレート持ってない?』

佐「持ってるが何するんだ?」

爆「お前まさかチョコ入れる気か!?
  甘くなるだろうが!」

『えーウチんちチョコ派なんだけどなー』

相「主人公の名前のカレーは上手いぞ?」

『ね?』

すこし勝己と言い合いになったけど

チョコを入れることになり

カレーを作る事を知っていた消太がチョコをくれた

準備いいのね

人数より多めに作ったカレーは

疲れきった体に染み渡った

切「主人公の名前のカレーホント美味い」

上「店出せるって店!」

その言葉に笑いながら

消太の隣でカレーを食べて

三奈ちゃん達補習組は

私達が寝る時間から補習があるらしく

三奈ちゃん抜きでトランプをして三奈ちゃんを待つことになったのだが

私は早々に眠くなって脱落した

そして

3日目

相「いいか なにをするにも原点を常に意識しとけ
  向上ってのはそう言うもんだ」

『原点・・・』

私にとっての原点はなんだろう

考えながら昨日と同じ様に

時たま飛んでくるボールや拳を見聞色を使って避けながら

トレーニングをして

追加で

氷の動物を操ることを増やされた

どんだけ集中力高めさせる気だよ

原点・・・・

原点・・・・

“主人公のナマエちゃん もう大丈夫だからね”

クザンさんの背中が見える

“もう大丈夫だからな 主人公の名前”

消太の背中が見える

あぁ

私は二人の背中を追っていたのか

私の原点

私を助けた人

助けられた命は助ける側に

そして晩ご飯に肉じゃが作った

爆「お前はなんでそんな薄着なんだよ!」

コスチュームと変わらず

水着に近い格好の私にシャツが投げつけられた

優しさなんだろうけど

『暑いから許して』

勝己にシャツを返して

再び作業に戻る

食べ終わって皿洗い

私の個性を使ってすぐに終わった

切「主人公の名前の個性ホント便利だよな
  もう乾いてるし」

ラ「さて!腹も膨れた 皿も洗った!・・・お次は!」

芦「肝を試す時間だぁ!」

三奈ちゃんのハイテンションのジャンプは

消太の補習組は補習授業という言葉に

止められ

泣きながら消太の捕縛武器に拘束されて

ズルズルと引きずられて行ってしまった

相「主人公の名前はラグドールと一緒に行動しておけ」

『はーい』

ということで

私は胆を試すことなく

皆がくじを引いている中

私とラグドールの二人は森を進んで中間地点に着いた

名札を置いている台に視線が行ってる時に

ラグドールは前から

私は後ろから脅かすのは結構楽しかった

勝己と轟くんのペアが

いつもそういう事にはビビらなそうなのに

ラグドールが

ラ「あちきだよー!」

っていったときに体がビクッてなったのが面白かった

けど

続けて私が脅かしたら殴られそうになった

なんで?

※ビビった所を見られて恥ずかしかったから

しかし

そんな楽しい時間は一変した





























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