短編

□イタズラ@ 主→沖
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今日は午後から総司くんが非番だったので、2人でお茶を飲みながらのんびりと過ごすことに。
「んー」
ふと、総司くんが伸びをするとバキバキと身体が鳴っていた。
「総司くん、身体凝ってるでしょ?…私がマッサージしてあげよっか?」
「それじゃあせっかくだしお願いしよっかな?」
「任せてください!じゃ、うつ伏せに寝っ転がってー」
総司くんがうつ伏せになったら、そっと総司くんの腰に馬乗りになる。
「なんか総司くんの上にいるって不思議な気分です笑」
「いつもは彩香ちゃんが下だもんね〜」
「…///もうっ!や、やりますからね!」
「はいはい、お願いします」

ゆっくりと力強くツボを押していく。
総司くん無言ってことは気持ちいいのかな?
「いかがです…?」
「うん、とっても上手だね!気持ちいいからもう少しお願いしようかな?」
「はい!」
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
肩から腰にかけてマッサージを終えると、次に背骨に沿って親指でマッサージを始める。
ふと他の指が総司くんの脇腹に触れたとき総司くんがピクッと反応した。
「…もしかしてくすぐったかったですか?」
思わず、申し訳なく思って聞いてみると
「そんなことないよ、平気だから続けて」
そんな返事を聞いてむくむくとイタズラ心が湧いてきた笑
「はーい総司くん(ニコッ)」
マッサージをしつつもたまに脇腹に指を滑らせると面白いように反応してくれる総司くんが面白くてついついやめられない。
「ちょっと、彩香ちゃん?わざとやってるでしょ?」
「総司くんってくすぐり弱いんですね〜意外です笑」
「な…!そんなわけないでしょ!弱くないですよ。僕に弱点なんてあるわけがないでしょ?」
「えー…じゃくすぐっても笑わない?」
「…笑わない。」
「じゃあ今から10秒間くすぐってもいい?」
「いいよ。その代わり笑わなかったら彩香ちゃんはお仕置きね(黒笑)」
「…ぐぬぬ…いいよ。じゃあいきまーす、ヨーイ、スタート!」

こうして彩香と総司の謎の戦いは始まったのであった……
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