main

□番外編
1ページ/1ページ

時系列〜登山後→下山途中。
バスケ部のボーイズトークです。
主に原と山崎(セクハラ注意)
読まなくても本編に支障はありません。







「おい原」


「ん?どったのザキ」
「お前のヤベーの意味が分かった」
「ヤベーって何が?」
「とぼけんなよっ。みょうじの事だよっ」
「ああ!おんぶした時?なまえチャンのパイオツの感触した?」
「ぱいおつ……」
「おっぱい」

「おっ?!、は、原ぁ!ダイレクトに言うんじゃねぇよ!」
「え?じゃあ、胸?」

「それも似たようなもんだ」
「康次郎クン、君もオトコノコでしょ?無反応はナシにしようぜ」
「あ、そうだぜっ。古橋も瀬戸も花宮も正直に言え!」
「は?何をだよ」

「なまえチャンをおんぶした時の素直な気持ち」

「何もねぇよ」
「おーっと花宮、今更俺達に猫被んなよ。君はそんなヤツじゃない」
「チッ、うぜぇ。お前らが何を言わせたいか分かってんだよ」
「じゃあ、言って?さん、はいっ」
「だから何もねぇって」
「悪いが原、俺達はみょうじさんとそんなに密着していない」
「そうだな」
「え、マジかよ」
「じゃあ、オイシー思いしたの俺とザキだけ?」
「そうなるんじゃない?」

「いやいやいや、もちっと考えてみ?多少なりとも感触はあったハズだぜ」
「原しつこい」
「だってさ、古橋と瀬戸とか女子と絡んでんのレアじゃん。男として正常か気になるじゃん」
「安心しろ。俺の恋愛対象は女子だ」
「ちなみに好みのタイプは?」
「Mっ気のあるコ」
「何か言い方ヤラシー。んで、瀬戸は?」
「頭の良いコ」
「それレベルたけーな」
「花宮はー?」
「……頭の悪い女」
「どの辺で?」
「色々だ」
「てか、女の子のタイプちゃんとあるんだ」
「ったりめぇだろ」
「そんじゃ、なまえチャンをおんぶした感想もっかい言って」
「くだらねぇよ、バァカ」

「あ。逃げた!あ〜あ先に行っちった。」
「俺も先に行く」
「俺も」

「あれ、絶対何かしらの感触はあったぜ」
「ムッツリスケベ共が」
「で、ザキはどーだったよ?」
「おれ、は、正直何も考えない様にした。キングスライムの事考えてた」
「ぶふっ!アレってそーいう事かよ。キングスライム柔らかそうだもんね」
「ああ」
「背中でキングスライムがむぎゅーっと押し潰してくる感じ?」
「…ああ」
「上下左右に動くと揺れる感じ?」
「……うーん」
「手に持ってみたい感じ?」
「………っ」
「ツンツンしてみたい感じ?」
「………ま、」
「ぶっちゃけ揉みたい?」

「待て!やめろ!変な事これ以上言うな!!」
「キングスライムの話でしょ?」
「テメーそれわざとだろうがっ!」
「ザキも貴重な体験だったねん。俺も女の子おんぶしたのは初めてだったわ」
「お前はおんぶしなくても手慣れてるもんな。チャラ原」
「おいおい、俺は好きなコには一途だぜ?」
「信じらんねー」
「俺はいいからザキのタイプは?なまえチャン?」
「ちが…いや、明るいコ」
「ああ、高橋さんね」
「ねーよっ」
「ザキひどい」
「高橋は友達なんだよ」
「へー。ま、俺のタイプはなまえチャンだけどね」
「お前は脚のキレイなコじゃねーか」
「うん。だからなまえチャン♪」

「やっぱり1発殴らせろ」
「やだ」
「あっ待て!」



「最後のヤツ次の練習2倍だからな!」

「うお、やっべ…!」








結局ビリは山崎でした。

〜完〜

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ