『ONE PIECE』
□『第4話』
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ヒヨリは、海王類の力も借りてグランドラインに入っていた。
ある日、ニュースクーの持ってきた新聞に目を疑った。
WANTED
ALIVE ONLY
HIYORI
1,000,000,000 B
『10億?!?!』
ヒヨリに10億という高額な賞金が付いていた。
そこには、「月の人魚姫」と書かれており、写真はヒヨリが海で眠っている時のものだった。
『何で、この写真を…。』
そんな事を考えていると、ヒヨリの船の横に大きな船がきた。
その船は、海賊女帝ボア•ハンコックの船だ。
見上げると、ハンコックらしき人が此方を見下ろし声をかけてくる。
「そなた、此処は海王類の巣である。何故、生きているのだ?」
『では、其方にあがってもよろしいですか?』
船に乗り込んだヒヨリを見て、ハンコックは、目を見開いた。
(美しい……。)
『どうかされましたか?』
「いや、何でもない。…そなた月の人魚姫か?」
ハンコックの言葉に今度はヒヨリが驚く。
『もう、知ってるの?!』
「妾は、七武海じゃ。知っていてもおかしくは無いであろう。」
『それもそうですね。』
「敬語はいらん。」
『クスッ、ではお言葉に甘えて。』
その後、ハンコックとヒヨリは意気投合して、沢山話した。
「ヒヨリ、その、妾と友達には、なってくれぬか?////」
頬を染めながら聞いてくるハンコックに可愛いな〜と思いながらヒヨリは、答えた。
『私は、もう友達のつもりだったのだけど。でも、強いて言うのであれば親友になって欲しいわ。』
ヒヨリがそう言うと、ハンコックは嬉しそうに目を輝かせて答えた。
「勿論じゃ!」
そして、ヒヨリはハンコックと共に女ヶ島~アマゾン•リリー~に来た。