創作設定

□ソフィア=クリステア
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背景推理

彼女は良き妻でいる事を願っていた。美しき妻を夫も愛しその生活は幸せであった。
然しそれは夫の浮気により崩壊を始め彼女を狂わせた。ただ1人の息子でさえも彼女の独占欲の対象となりとうとうヒ素による殺人に手を染めたのだ。
最初は夫の浮気相手、次にその夫、そして息子。
彼女は実に何人もの恋人を作ってはその砒素で殺しその肉体に防腐処理を施し地下室に保管していた。
美しい男達が眠るその場所を巡る時間こそ彼女の心安らぐひと時となっていた。
だがそれも長くは続かない。犯罪が露見し彼女の罪は白日の元に晒されたが犯人である彼女は忽然と姿を消した。
逃げた彼女が行く先は死んだ夫に届いていた荘園の誘い、賞金を手に入れ今度こそ自分は永遠の愛を示す為にゲームに参加する。

夫と息子、そして恋人を殺した連続殺人犯の未亡人で中盤あたりに荘園にやって来た。
その顔は恐ろしい程に死の香りを漂わせ危うい美しさを持っている。
好みの男性を見つけると棺に閉じ込めたい欲望に駆られるが必死で押さえつけており内心かなり無理している節があり不振な動きが多くなってしまう。
それを見据えたイソップ=カールは生きながらにして死者の香りを纏う彼女こそ己が愛するに相応しい女性だと思い彼女もまた納棺師という仕事に就く彼に好意的な思いを持ちまた顔も好みであるため一種の共依存的な感情に陥る。
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