てごしとたたった

□1. 小さな子
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Keiichirou









「たた、おきたらちっちゃくなってて…。」




必死に俺らに説明をしてくれるまっすーらしき子ども。




まっすーにそっくりだし、ちっちゃくなったときにそのまま服も子どもサイズになったのか朝着ていた服そのままだし。




ファンタジーすぎるけど、信じるしかないよね。




慶一郎「なんかちっちゃいまっすーって新鮮。」




シゲ「かーわいいなー。」




まっすーを抱っこしたり3人でキャッキャキャッキャ。




チラッと手越を見ると、ありえないだろうという顔でこちらを見ている。




「…こやま、しげ。たた、てごしのところいく。」




そんな手越に気付いたのか、スルリと俺らの腕を抜けて手越のもとへ行くまっすー。




そんなまっすーに目を丸くする手越。




「てご…ごめ、ね。たた、ちっちゃくなったから、 おしごと…ふぇっ…グスッ」




ああ、そうか、まっすーは手越の考えてたこと全部分かってたのか。




泣いてしまったまっすーを宥めなきゃ、と歩み寄ろうとしたとき。




「…て、ごぉ…。」




手越がまっすーを抱き上げていた。




あ、目が優しくなった。




祐也「…まっすーごめんね。1番不安なのはまっすーだよね。」




「…ん、いいよ…。でも、たた、おしごとできない…。」




確かに、NEWSはなんとかなったとしてもテゴマスはまっすーがいなきゃ成り立たない。




シゲ「ジャニーさんに言えばいいんじゃない?なんとかしてくれそうじゃん。」




シゲの案でジャニーさんに事情を説明することにした。
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