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□lovey♡dovey
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パクチャニョルの特徴のひとつに挙げられるのは、まぁしつこい所だね


趣味はギョンスをからかって愛でる事
ギョンスを怒らせて殴られる事


ギョンスが好きで好きで、
プライベート、仕事、
構わずギョンスギョンス



昨日もギョンスギョンス
今日もギョンスギョンス
毎日ギョンスギョンス







『ね〜ぎょんす〜俺のこと好き?』
『な、なんで』
『いいから!ギョンスヤから好きって言われたい』
『はぁ?』
『ね〜好きなの?俺ちゃんと愛されてる?全然そんな好きとか言ってくんないから不安なんだよー』
『…………』
『言って!』
『…………』
『ギョンスってば!』
『はいはい…すきだよ』
『あーーーそれテキトーに返しとこうっていうそれでしょ!うわーーーうわーーー』
『…なんなんだよ』
『ちゃんと言ってくんなきゃヤだぁ〜ギョンスヤァァ〜』
『…はぁ』
『うわーーーため息ーーやっぱ俺だけギョンスのこと好きなの?ねーそうなの?』
『…うるさいな』
『うわぁぁ俺はただ好きって言って欲しいだけなのに』
『………きだよ』
『え!?なに!?もっかい!!』
『…………す……』
『え!?ねぇ声ちっちゃい!聞こえない!』
『…………き…』
『え!?』
ドスッ
『うっっっ………』


鈍い音とチャニョルの声で振り向くと

案の定チャニョルはギョンスに組み敷かれていた



『もう知らない!』



鬼の形相で見下ろすギョンスは
流石に迫力があり、ゾッとした



その後ギョンスは
自室へと戻っていき、
残されたチャニョルは組み敷かれた時のまま固まっていた



『お前バカじゃね?』


思わず声をかけた


『なっ、なにがだよっ』


ガバッと起き上がるチャニョル


『ギョンスと何年恋人やってんだよ』
『…………だってさ』
『ふざけ過ぎだし しつこいし構ってちゃん過ぎるんだよ。ギョンスの性格知ってんだろ?』
『……だってさ………たまに言って欲しいじゃん…!』
『2人の時言えよwww』
『部屋で寝る前に言ったよ!そしたら…っ』
『そしたら?』
『……カイが起きてるかもしれないから言わないって…………』
『ぶっw はは〜ん、それで不安になったわけねw』


頭をもたげて落ち込むチャニョル


ギョンスは本気で恥ずかしいから
口実でカイの名前を出したけど、
チャニョルはそれで不安になってるわけだ



ギョンスの態度なんか
チャニョル一筋って一目瞭然なんだけどな



手がかかるな〜
うちのバカップルはw



『おし!チャニョラ耳貸せ!』
『?』



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