遊戯王DM他夢小説

□奪い合う心と体
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御伽くんは、DTを私で卒業しました。
まだまだ、やったばかりで
初めての快楽に溺れ
頻繁に求めてくるように…

でも、体の相性は、遊戯くんの方が合うんだけどなぁ…
御伽くんとは、そういうのじゃなくて清らかな関係でいたかった。。。

なんて言いづらいんです。

"『心の繋がりだけじゃ恋人とは言わねぇぜ』"と遊戯くんに言われちゃったけどね…


『若菜ちゃん…?』
御伽くんに顔を覗きこまれる。

そう、ただいま
おうちデートしてます。

「え?なに?」

『遊戯くんとは前からしてたんだよね…?』

彼の中でずっと引っ掛かってた疑問、それを口にした。

「ま、まぁ」

『やっぱり遊戯くんの方が上手なのかな?』

不安そうに言われ、まあそうなのだが…

「んー、そういうのって相性もあるからなぁ」

ついぶっちゃけてしまった。
相手の反応は凍りつくような硬直。


『じゃあ、ボクじゃ若菜ちゃんを満足させられないの?』

悲しそうに聞いてきた。

「え!でも龍児くんは他に良いところあるし!」

焦って弁解を試みる。

『ボクだって男として、愛してる 若菜ちゃんと繋がりたいな。』

かなり寂しそうに言われ
うわ…なんか可愛いと思う。

「…うん」

『相性ってテクニックのことかい?』

「いや、あれの形とか」

聞かれて正直に話すが、言ってて恥ずかしくなり目線をそらし。


しかし、伝わるまで時間が
ある程度あいてから

『あ、。。。そんなのあるんだね。』

少し残念そうに初めて聞いたとばかりに。


「うん。なんか一度やると比べてしまう」

"物凄いヒドインだが、なぜか愛される"

「でもさ、龍児くんは他に良いところいっぱいあるし!」

『例えば?』

「料理上手だとか色々」

即答したがその後に行き詰まり

『そっか。じゃあ、ボクと遊戯くん。どっちが大好きなの?』

また不安そうに聞いてきた。

「そりゃ、付き合ってるのは龍児くんなんだから龍児くんだよ。」

『じゃあ、遊戯くんとは体だけの関係なの?』

「え…」

流れからそうなって当然だけど、実際問題として恋情も混じってることは言えずに言葉に詰まる。

『もういい。分かったよ。。。』

ため息混じりに諦めた。


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