遊戯王DM他夢小説

□城之内くん主催の話し合い
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最近、色々ことが動いた。

御伽くんに浮気がバレたのが一番の事件である。

三人とも顔見知りな訳でして、気まずさを取るために城之内くんが全員を呼び出した。

御伽くんと遊戯はそれを知らないまま来た。

わたしは知っていてきた。


集合場所はありがちであるが、ファミレス。

先に遊戯が来てて座っていた。
そこに御伽くんが来て、ライバルと目があった瞬間にハッとした顔をして

遊戯はそれに対して悪態なほくそ笑みを浮かべた。

ひとまず向かいに座ってから

『横取りなんで趣味が悪いよ。』

『とられる方が悪いと思うが。』

竜児が気まずそうに言った事に対し即答で悪態をつく遊戯。

城之内くんに言われずとも二人は何故呼ばれたか分かっていた。


そこに私も辿り着く、ただならぬ雰囲気に気まずそうに竜児の隣に座り

『これで揃ったな。』

城之内くんが一言呟いた。

揃えて解決する問題なのかは別として。


『話あって解決する問題じゃないと思うが。』

『ボクもそう思う。』

遊戯が不機嫌そうに言えば、御伽くんも同意し相容れぬ様子で。

『でもよ、ずっとこのままという訳にいかねぇんじゃないか?』

もっともらしい事を中立の立場で提案す城之内くん。

ふと遊戯が

『若菜はどうなんだ?御伽と別れておれと付き合おうぜ』

遊戯は敢えて勝機を確信してたので、挑発的に私に言った。

『な、何を言って…』

御伽くんは浮気されても尚、若菜が大好きな為
動揺して呟いた。

そして、黙りこむわたし。


『まぁ、二人とも落ち着けって』

城之内が仲裁にはいる。

『これが落ち着いていられる状況か!?』

劣勢の竜児には余裕がなく

『俺は落ち着いてるつもりだが』

余裕な表情で言う遊戯

『で、若菜はどうすんだ?』

城之内くんは尽かさず私にふった。

二人も私を見つめ、焦った。

「わたしはー、二人とも好きなんです」

何故か敬語になる。

場が一気に凍りつく


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