ポケモン

□ポケモン コジムサ妄想
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ロケット団のアジトでコジロウがシーツにくるまりながらすやスヤスヤ眠っていた。

モンスターボールの中からポンッと出てきたマーイーカは目覚まし替わりを努めていた。

「マッ、イッカッー!!」

コジロウのシーツを剥がすマーイーカ。

「うわっ、誰だ、ってマーイーカ?」

マーイーカを目にすると笑顔になるコジロウ。

「起こしてくれてありがとな〜」

そう言ってマーイーカを撫でてやる。

「イッカー!」

喜ぶマーイーカそんな毎朝…

そこへ、バンッと激しく扉を開けて入ってきた人物に顔を引き攣らせるコジロウとマーイーカ。

「ちょっと〜コジロウ!あんたいつまで寝てるのよ!」

「朝ごはんはどうなってるのニャ!!」

ムサシとニャースがお腹を空かせてやって来た。

「わっ、わかったよ、ちょっと待ってろ!」

そう言ってマーイーカに向き直ると微笑んで「先に行ってお皿並べててくれるか?」

「イッカ、」頷くと扉へ向かった。

「ニャースも、朝ごはん食べたかったら手伝えよ〜」

と言うと「わかってるニャ、なるべく早く頼むニャよ!」

コジロウとムサシを交互に見てため息を着くと扉を閉めて出て行った。

「じゃ、じゃあ、アタシも行くか…っ、」

コジロウがムサシの手を引き寄せそのままベッドに倒れ込んだ。

「妬いてるのか?」

コジロウがムサシに囁いた。

「だ、誰が!」

顔を赤くするムサシを覗き込むと目を細めた。

「マーイーカは大事なパートーナーでムサシは俺の恋人だろ?」

「わ、わかってるわよ!」恥ずかしさに目を逸らすムサシ。

「明日はムサシに起こしてほしいんだけど?」

今日、部屋いっていいか?

と囁くとムサシはコジロウの胸に顔を埋め頷いた。

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