アブナイ恋の捜査室


□上司の勘違い!?
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「好きです」と言ったあの人は職場のお父さんだったはず……

(そう、あの日も助けてもらったんだっけ)

と唇に手をあてて思いだすのは室長甘い温もりだった

日頃の感謝も込めて何か伝えないとと二人きりの捜査室で咄嗟に出た「好き」と言う言葉に「俺も」とオネエじゃない低く甘い声

その後に触れる少し冷たい唇……

しかし翼は思ってしまった

「いきなりあんなに激しいものなの、かな?/////」

ぼそりと呟くとふいに影が落ちる……

「そんなに激しかったか?」

あの日のような低く擦れた声が耳もとに届くと顔が一気に熱くなるのがわかる……

「っ、室長っ!?」

自身の席から勢いよく立ち上がると耳を隠す仕草

そんな翼が可愛いくてもう1度唇を塞ぐ

「やっ、」

「嫌か?」

「/////だって、ここ、職場、ですよ?」

見上げてくる翼に我慢なんて出来るわけないだろ?
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