zzz
□いばしょ
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『銀ちゃんあのね』
「あー?そーだな。」
『銀ちゃん…』
「そーだなー。」
ー銀ちゃん私、帰る場所無くなっちゃったー
ほんとにいいたいことはこのこと。
もともと親に愛されてなかった私はまだ父母2人がいることで帰る家は存在していた。
だが昨日の夜に決まった2人の離婚
その直後母は家を出た。
父は お前はもう18なんだから働いて一人で暮らせ
なんて言って私の面倒はもう見ないだろう。
まぁこうなるのはなんとなくわかってたし気持ちも普通は絶望するところだがそうでもなさそうだ。
これからの相談と思って万事屋 の銀ちゃんに相談しに来たのだが…
ジャンプに夢中で聞いてくれない
なんでみんなそんなに私がめんどくさいのだろうか
もう、どっか遠くに行こうかな
と言っても特に行く当てないけど
よいしょと立ち上がってボソッと言って万事屋をあとにした。
『さようなら、銀ちゃん』
「あ?…名無しさん…?」