11/04の日記

00:19
拍手レス遅くなってすみません!
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いつもたくさんの拍手ありがとうございます!

そして拍手レス…遅い上に長くなってしまってごめんなさい!
語りたい部分に話を振ってもらえてついつい。


>2016/10/21 00:11:56にメッセージを下さった方

ひ、久しぶりにコメントが…!
ありがとうございます!!
原作補完とまで言っていただけると恐縮ながら嬉しいです。
もちろん、本物の(?)原作は私のような素人が考えた話とは比べ物にならないくらい素晴らしい作品なのですが、その原作に限りなく近いクオリティを目指して、稚拙な自分自身の力で挑戦した結果、そのようなお言葉を頂けることが本当に嬉しいです。

さて。
ご指摘にありました二作品なのですが……。
ふふふ。その話を語らせると長くなります(笑)
むしろ、よくぞ気づいていただいたというか、よくぞ話を振っていただいたという感じで、嬉しかったです。

まず、銀英。
これは15年前に、まだ何も書いた事のなかった私の原点になったといっても過言ではない作品で、ここ数年は読み返したりもしていませんが、文体、キャラクターの性格、思考、理念など様々な影響を受けている可能性の高い作品です。
今回、自覚して使わせて頂いたのは1期の21話のサブタイトルと、2期の夢主とルイスの会話。
かの有名な一言。そんなサーカス団は聞いたことがない(笑)
その2箇所ですが、もし他にもそれっぽさを感じていただいた箇所があれば、それはもはや私自身で意識していない部分が影響を受けているのだと思います。
ヤン・ウェンリー崇拝者なので、特にその辺りの影響は大きいはず。

そしてあの禁断の作品(笑)
確かにあの作品は好きですが、今回あの作品から意識してお借りしたのは女の子の名前を1つだけ。それも1箇所しか出ていないのでそれだとすると本当にすごいΣ(OωO )
あとのブラックな部分に関しては色々な作品の影響だと思います。
あれと似たような話をあちこちでたくさん見たのですが、その全てで共通していたのが、女の子たちが全員死んでしまうこと。
誘拐やら売買やら魔女狩りやら民族狩りやら世紀末やらでああいう目に遭って、その後に助かった話って実はひとつも読んだことがなくて、それは例のあの作品でもそうだったはず。

結局、ニールの生存を書いたのと似たような理由です。
要するに、彼女達が生き残った先にどんな人生があるのか見てみたかった。
それは、ある特定のこの作品のこのキャラってわけじゃなく、彼女達という存在の集合体みたいなもの。
考え方であったり感情であったり。
何度も何度も色んな作品を深く読み込んで、考えまくって、一人のキャラクターとして今回の夢主の設定の一つにいれてみました。
それは例えばあの作品でいえば、誰一人として周囲の大人を恨んでいないこと。
彼女達の中に、加虐者に対する恨み言を言って死んでいった人間がいないこと。
どん底の中にあっても幸せだったことを一つでも思い出して、「ああ、あの時はあんなことがあって…楽しかったなぁ…」ってつぶやきながら笑えること。
自分自身の醜い感情や葛藤の中で、常に自分を責めていること。
これは本当にどこでもそうで、みんなみんな自分を責めて、加害者に対する恨みが何故か全く出てこない。
そういった人間らしさや内側に向かいやすい女の子の感情を形にして、その後の成長過程を本気で考察していったら……。
あんな感じのとんでもないお人好しが完成しました(笑)
兄貴には理解不能で当然。
男の子には恐らくあまりない感情だと思います。
それを立体的に描き上げて人生の終わりまで完結させるというのが、今回の密かな目標でした。
彼女達にもし未来があるとすれば、幸せになれるのかどうか。
それを試してみたかったんだと思います。

それは作中で語らせて頂いた通り、家族を殺してしまったゲリラの少年兵が生き残った先にどんな人生があるのか、幸せになれるのかどうかという試みと掛けあわせてみたかったという側面もあります。

長くなってしまってごめんなさい。
そしてたくさんの作品の影響を受けた二次作品にも関わらず、肯定的に捉えてもらえる事、本当に感謝しています。
リアルの方はしばらくごたつきそうですが、これからも原作への尊敬と感謝を忘れずに、自分にできる1番のクオリティで活動していきたいです。

メッセージありがとうございました。


イゼ

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