dream〜2nd season〜

□あとがき
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 こんにちは。イゼです。
 一期二期共に長い長いお話でしたが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。


 今回も前回同様、当初の予定通り全二十五話で完結。
 なんとか最終話まで書ききることができて本当に良かった…。
 最終的にあの二人に関しては生死不明という感じになりましたが…これまた生きてる分岐と死んでる分岐で物語が変ってしまいそうな気がします。


 
 そもそも一期の時点で二人とも死んでしまっていて、それを書いた時点では死んだから二期の話はもうあり得ないと思っていました。
最初から一期で二人とも死んでしまうから二期は書かないつもりで一期を書いていて。


 にも関わらずこういう形で二期の話を書いてしまったのは…ですね。

 現実の世界でもそうなのですが、人が死ぬってことは「その人が生きるはずだった残りの人生がなくなってしまうこと」だと思うのです。(天寿を全うしない限りは)
 だから原作の00の世界には「ニールがもし生きていたら」あったであろう彼の残りの人生がありません。それに付随してニールがいれば起きたであろう出来事、影響を受けたであろう人も、いない以上何も起きないのです。


 本来であれば、原作者の意向に従ってその人の生き様や、死に様、その人がいない未来を受け入れることがファンとしての正しい在り方なんだろうと思います。



 今までそうしてきて、今回も一期の話を書いた時点ではそのつもりだったのですが…。
 書き終わってからどうしても「ニールが生きていたらあったであろう未来」を見てみたいと思うようになってしまって…。
 原作にはありえない展開や世界を想像できるのも二次創作の特権…という言葉と、二次創作だからといって意図的に原作を壊してしまうのはいかがなものかという言葉が両方頭をよぎる中で…。


 どうしてもニールの未来が見てみたい。

 が、勝ってしまいました……。


 原作者の方に心の中で謝りつつ、生きていたら見たかったシーンを沢山書かせていただきました。
 特にライル絡みの話はかなり満足!


 とはいえ二期の方は一期に比べてかなり反省点の多い出来になってしまいました。
 原作のアニメ二期を見た時点で二期はかなり内容がてんこ盛りで要素が多いから絞って行かないと厳しい…と感じたにもかかわらず、書きたいから書く〜でなかなか絞り込めず…。

 結果的にいくつか回収できなかったフラグも残ってしまいました。
 特にルイス周辺は悔いが残る…!
 アニメで沙慈が助けているからあえて書かなくてもいいかなと思ってプロット段階で中途半端にしか考えていなかったのがアダになりました…。


 戦闘シーンの描写を削りに削り、機体の説明なんかも今回はほぼ全部カットして(実はヒロイン機の設定や名前なんかも存在しました)情景描写も最低限、二次だからという理由で人物描写もほぼ皆無。にも拘わらず全部合わせると34万字を超えてしまうというこのお話。
 これら全部を一次を書く時みたいに普通に書いて仕上げていたらこの3倍はいったな…。

 お…恐ろしい。


 色々教訓もありますが、魂込めて全力で書いてきたこの話!
 一期二期通してここまでやりきることができて本当に満足です。
 本当にありがとうガンダム00!


 今度こそ、このジャンルからは撤退…。
 したいと思っているのですが……。
 前回撤退するする詐欺しちゃったしなぁ…とか。
 二期は書かないのでこのジャンルからは撤退しますってはっきり書いちゃったし…。

 ふ…二人がその後どうなったのか(生存した場合)の短編…?
 かーらーの……げ…劇場版?
 いやいやいやいや。
 今度こそない! …と信じたい…。

 か…書くのか…書くのか?


 新番組のガンダムも始まったことだし、しばらくは色々なものに手を出しつつまったりします。

 予定は未定。

 何はともあれ、ここまで読んでくださった皆様。
 更新を楽しみに何度も足を運んでくださった方々。
 拍手やコメントなどで応援してくださった方々。
 本当に本当にありがとうございました。



イゼ

2015年10月吉日


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