海の巫女
□4.喜びの再会
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ステージの奥から、一人の老人と巨人が出てくる
「ん?なんだ?ちと、注目をあびたかね?」
「!レイリーだ!」
「ハチじゃないか!久しぶりだな!....どうした?その傷....」
黙って周りの様子を見渡し即座に今の状態を理解するレイリー
「全く....酷い目にあったな。ハチ」
レイリーの目つきが変わる
「さて」
そう、レイリーが言った直後…
疾風のようなものが一瞬起き、ヴィラの長い髪が後ろへ靡く、驚く間も与えずに、一瞬、グラっとした感覚が皆を包み込む
「「「「!!!」」」」
室内にいた、兵隊達はその一瞬で全て倒れてしまった
皆が何も理解できぬまま目を見開きその老人を見つめる
「こいつは....」
「まさか....」
顔色が変わるキッドとロー
「会いたかったぞ、モンキー・D・ルフィ」