海の巫女

□5.三人の船長
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[__犯人は速やかにロズワード一家を解放しなさい!! 直″大将″が到着する、早々に降伏する事をすすめる!!__]





オークション会場の外では、海軍が建物を包囲し、警告の声までかかっていた





「俺たちは巻き込まれるどころか、完全に共犯者扱いだな」



「麦わらのルフィ、噂通りのイカレ具合を見れたんだ、文句はねェが……【大将】と今ぶつかるのはゴメンだ」




ヴィラの説明も終わりひと段落……つくはずもなく、あたりは一層騒がしくなっていた






「長引くだけ兵が増える、先に行かせてもらうぞ」




そして、キッドが明らかに挑発するような一言を残して去って行く





「もののついでだ、お前ら助けてやるよ」





この言葉に血の毛のおおい、他の船長たちが黙ってるはずもなく








♀♂








「で、出てきたぞ!!構えろ!」






三つの影がオークション会場出口に見え、海軍たちは身構えた







「あれは、三人とも船長だ!!」


「先陣きって出てきやがった!!!」


「右から、三億、三億1500万、二億です」







「お前ら…下がってていいぞ」




ルフィは腕を組み戦闘態勢に入る






「お前ら二人に下がってろと言ったんだ」





邪魔とばかりに怪訝そうにするキッド






「俺にもう一度命令したら、お前から消すぞ、ユースタス屋」





特徴ある呼び方をし、今にも海賊通しで殺し合いをしそうな様子のロー







そこには
仁王立ちをする三人の船長の姿があった




















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