白き花
□プロローグ
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サクラが舞う季節....4月
それは、出会いの季節と別れの季節
それぞれ、新しい道へと歩いていく時期
入学式が終わり咲は、屋上へと足を運んでいた
日差しが仄かにかかり、日光が気持ちよく身体に降り注ぐ
気持ち良く寝そべってみる
「眠....」
ウトウトとし、瞳を閉じてみれば
桜の花弁が顔に優しく降りかかる
それに反応し、視界を開らくと青空が全体に広がっていく
「恐ろしく綺麗な空....」
春とは思えないほどに澄んだ青色の空
なにか、特別なことが起きる予感を感じさせた…