Novel

□運命の彼方 6
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目の前で治療されている女.......



銀の長い髪

整った顔立ち

そして

彼女が意識を失う前に見えた

サファイアと

アメジストの瞳




お前は一体何者なんだ















俺は死んだ筈だった



サスケに殺され、穢土転生で蘇ったものの

しっかりとやるべきことを果たし、昇天した


でも

ここは木ノ葉で

俺の故郷で


サスケがいて......




一体何がどうなっている?











一緒にいるのは、カカシ班と白眼使いの"日向ネジ"


どうやら、俺が穢土転生を解いた後に忍界大戦は集結したらしい

サスケがこの場にいるということは

金髪の少年が上手くやってくれたのだな....


イタチは、サスケの隣にいるナルトに目をやる



"弟を任せる"


そう託した少年

何よりも仲間思いで、何よりもサスケの事を大事に思ってくれていた

離れても尚 懸命に



礼を言わなくてはいけないな......






____________






綱手とサクラが彼らの元にやってきて、アヤミが無事であることを伝えた

綱手曰く"チャクラ切れ"

それも過度のもので、もう少し対処が遅れていたら命が危なかったという

頻繁にチャクラ切れを起こしていたカカシだが、毎回大事に至らなくて良かったと心の中で思うのであった



ナルトたちはアヤミの病室にしばらく残るというので、イタチとネジは綱手の後に続き病室を出た

サスケが何か言いたそうであったが、今はそれどころではない
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