Novel

□運命の彼方 6
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「ですが、犯人は完全犯罪をやってのけるような輩......あの娘にそんなことが...」



「出来る」



「!!」











「アヤミはちょっと特殊でね.....例の大筒木一族の血を引いている可能性があるんだ」




「何だと.....?!」






「本人から詳しく聞きたいところなんだが、何も覚えていないらしい....

目が覚めた時には木ノ葉にいて、そのままご意見番たち直属の部下になったそうだ

生まれもわからない、記憶もないなんて、ますますびっくりだよ....」


確かに

生まれた瞬間は覚えていなくとも、徐々に記憶は蓄積されていくものだ



それがないとなると

何らかの出来事で記憶喪失になったか

嘘をついているのか

それとも


何者かに記憶を抹消されたか......






「カグヤとは恐ろしいやつで、両眼に白眼、額の第三の目に輪廻写輪眼という眼まで持っていてな.....アヤミにもその特徴が現れている

今のところ確認したのは....



"白眼" と "写輪眼"



この二つだよ」




「三大瞳術のうち、二つも.....」

「おっかないやつだよホント」

「じゃあ、俺たちを生き返らせたのも.....」

「アヤミだよ、それで疑いも晴れた」

「(やはりな......)」



「見たことも聞いたこともない術さ

おまけに二人も生き返らせておいてリスクすらないらしい.....」

「本当に何もないのですか」

「本人がそう言ったよ、まぁとんでもないチャクラ使っちまったから今は寝込んでるけどね」

「.......」



「これからのことだが、ネジは元いた班に戻すのが適切だ.....お前をサスケと行動させたいんだが、カカシ班は既にフォーマンセル.....カカシは除外しても力としては釣り合っている」

「.....アヤミとツーマンセルですか」

「頭の回転が速い子だね.....その通りだよ

イタチ、お前は強い....それに、あの子もきっと実力は相当なもの

ツーマンセルで問題ないとアタシは思ってる.....それでもいいかい?」



忍はマンセルを組むのが鉄則

大体の班は上忍1人とスリーマンセルで結成されている

今はもう皆成長して上忍は外れているが、俺が穴埋めで入るようなものでもない

そうなると1人のアヤミと組むのが無難...か.....


「問題ありません」

「そうか....なら、アヤミが回復し次第行動してもらうよ

今日は取り敢えず休みな.....長い話に突き合わせてすまないね」


「いいえ...大丈夫ですよ

失礼します」




イタチが向かう先は

木ノ葉病院.....











To be continued.....
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