短編U
□キミ色メール
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ピロリ-ン♪
[Dear:tukumo
やっほー!津雲〜😆
昨日はしごと手伝ってくれてありがとっ😏
それでね...
手伝ってくれたお礼にお食事行きませんか?!🍙
とは言っても食堂だけど😅
よかったら返事下さい✉
From:daimon]
生徒会会計、大門 静流から馬鹿みたいなメールを貰い少し頬が緩んだのは秘密だ。
生徒会の馬鹿どもが季節外れの転校生...マリモの尻を追いかけている最中、会計は1人で仕事を片付けていた。
昨日は風紀に届くはずの資料が届かず、生徒会室に行くと会計がヘラヘラと笑って『ごめ〜ん』と少しくしゃくしゃになった資料を手渡してくれた。
俺は委員長に少し断り、書記と庶務の仕事を手伝ってやっただけなのだが...
[Dear:daimon
気にすることは無い。
でもまぁ、今度の日曜日でいいか?
あまり人が居ても困るだろう?
From:tukumo]
ピロリ-ン♪
早くないか?
[Dear:tukumo
了解😉
じゃあ日曜日でいーよ! 時間は1時過ぎくらいでいいー?
食堂前で待ってるねぇ!😄
From:daimon]
俺が送って1分も経ってないぞ?
打つのが早すぎる...
まぁ...少し嬉しかったのは言うまでもない。