短編Ⅱ
□冷たい雨
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もう二度と開かない目。
もう二度と動かない身体。
もう二度と……
愛を囁けないその愛おしい口
キスをしたって暖かくならない唇。
青白い顔と紫色の唇。
俺は小さな恋人を守れなかった。
通り魔なんて仕方がないで片付けられない
人事じゃない。
無理にしてでも一緒に帰ればよかった
どうして風邪なんか引いたんだろう
どうしてこの子に一人で行かせたんだろう
どうして
俺は………
後悔したってもう遅い
Ｅｎｄ
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ｶｽﾀﾏｲｽﾞ
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