過去拍手文
□過去拍手文4
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四月拍手文
【いちご味】のエイプリルフールver.
今日は四月一日。
待ちに待ったあの日がやって参りましたー!
え? 何言ってんの、今日はエイプリルフールだよ!
桜を騙せる絶好の機会。
どんな反応見せるのかなぁ。
「さ〜くらちゃん♪ 遊びにやって参りましたー!」
「帰れ」
うお、生着替え…絶景なり……
「あ、今ロクでもないこと考えてる!」
「そんなことないよ! っていうか言葉に出さなくても俺の考えてること当てれるなんて桜は凄いなぁ」
俺はそう言って桜の頭を撫でた。
「子供扱いすんな! つーか、当たってんじゃねぇか! 顔がニヤけてたから嫌な予感がしたんだよ!」
手を払いのけられキャンキャン、チワワのように吠えられる。
よし、作戦開始!
「そう……ごめん…」
「は?」
「いや、だったよな……いつも…ごめん…」
「どうしたの、急に」
俺の突然のショボンさに桜も戸惑ってる。
俺も戸惑ってる。俺ってこんなに演技うまかったっけ←
「俺…こんなんじゃ、桜のそばに……いられ、ない…っく」
「え、ちょ、嘘だって!俺が悪かったから!泣くなって!」
座り込んで泣き出した俺を包み込むように桜も座る。
あ、ここらで罪悪感が……
いや! でも俺は偉業を成し遂げなければならない!