短編

□曝け出そう、この想い
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あれから何時間経ったんだろ...

先生の双子の妹さん──紀香さんに質問攻めにあってからかれこれ2時間は確実に経ってる。


「じゃあ、好きな体位は?」


「はっ!?」


「いーじゃん、教えてくれてもぉ」



こんな質問が普通にぶっ込まれるから普通に答えそうになってしまう。



「ほらほら、早くぅ! 今、兄貴いないんだし!」


「・・・・・・背面座位」




「ほうほう」とか言いながら紙に書いていく紀香さん。
っていうかそんな綺麗な顔して腐女子とかまじで騙されるからやめて...。
校舎裏で見たあの美人は誰だったんだろみたいな現象に陥るからやめてください。










その後、買い物に行っていた先生に怒られてた紀香さんはぶぅーと不貞腐れながらご飯を作ってくれた。

「俺も手伝いますよ」って言ったら「健気受けェエエエ! 萌えええええ!」って叫び出したから無視して手伝った。


なんというかデート...って訳じゃないけど...先生の家に来れて紀香さんと話してなんだかんだ楽しかった。



「先生、また来ていい?」


「おう」


「じゃあその時、あたしも...」


「「結構です」」



次会う時は2人きりで、ね?






End
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