短編

□端山家のオヒメサマ
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夕飯の支度を終えて両親が来るまでの時間に5人で談笑していた。
時々真姫に抱き着く早葵にビンタを食らわせたり、真姫に抱き着かれる功祐を恨めしそうに見たり……
そうしているうちに時間はすぎて








ピンポーン


「来たあ!」

チャイムの音に嬉しそうに笑う真姫につられて他の四人も微笑んだ。


ガチャリと扉を開けると大きな花束を持った両親が立っていた。


「「ただいま!」」

『おかえりなさい! 父さん母さん!』

5人は笑顔で両親を迎えた。

海外出張の多い両親はなかなか家族と会えない。
五男の翔月とはたった2回しか会ったことがない。
前にあった時より大きくなったなと実感すると同時にふと寂しくなった。





その後ご飯を食べて話をした。
その後は恒例のリビングで雑魚寝だ。


誰が真姫の隣になるか密かに兄弟で争っていたが父と母に両側を取られて悔しそうにしていたのはいつもの光景だ。



真姫は少し嬉しくなりながら眠りについたのだった。



『Good night.良い夢を……』



End
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