短編

□なんだか重いぜ☆
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「じゃあせめて俺の仕事が終わってからにして下さい」

「それまで我慢できたら…いい子してくれるの?」



先輩は丁度俺の後ろに居るから顔は見えないけど絶対首かしげてるよ。



「えぇ、はい。しますとも」

「じゃあ我慢する」













えぇ、そうですね。

仕事が終わったらいい子するって言いました。先輩の頭をナデナデしました。






この状況を誰か説明してくれー!








先輩に馬乗りされてる俺。

図書室は生徒も来ないし司書の先生は出張だし。


俺このまま食べられちゃうのかね!?




「俺いい子でしょ? ちゃんと我慢した」

「えぇ、そうですね。先輩はいい子だと思いますし、凄いと思います。でもね? ………それとこれとは別なんだよ! この犬! 退け!!」








そしていつものように床に伏せるワンコ先輩を引きずって図書室を出ると夕日が少し傾いていた。




End
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