お題小説
□電話越しに彼のセリフ
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【もしもし、俺だけど】×HAPPY BIRTHDAY
直登の忘れ物に気付いて電話をする凜太のお話
※会話文のみですごく短いです。
「あれ、直登さんお弁当忘れてる」
プルルルル
ガチャ
「あ、もしもし俺だけど...」
『知ってるよ、どうしたの』
「直登さん、お弁当忘れてるよ」
『あ、...ホントだ..無いや』
「俺届けようか」
『え、いや、えっと』
(1人で来れるか心配だけど来て欲しい気持ちもある複雑な心境の三十路)
「直登さん?」
『……いや、大丈夫っ! 購買で何か買うし!』
「...そっか。じゃあお弁当は俺のお昼ご飯だね」
『今後は忘れないようにするよ』
「うん。じゃあね……あ、直登さんっ」
『ん?』
「お仕事、頑張ってね!」
『え、お、うんっ! ...あ、切れてる...」
【もしもし、俺だけど】
End