過去作品
□お化けの怖いおとこの話。
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「眠れねえ・・・。」
ただ今夜中の2時。俗に言う丑三つ時だ。
そんな時間に、俺は喉が渇いて起きてしまった。
丑の刻に起きちまったもんで、少し怖いだなんてこの俺が思ってるわけねーだろーが、と言いたいがまじで怖い。
そのまま寝てえんだが、喉の乾きがハンパなく、寝られねえ・・・。
「仕方ねえ、行くか・・・。」
そう一人でつぶやいて、俺は台所へと続く暗い廊下を歩いていった。
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