夜空の物語〜sora's stories〜
□標的9:夜空とたまき
2ページ/3ページ
階段を降り、リビングに入ると、リボーン、綱吉、隼人、恭弥の四人がいた。
ツナ「あ、大丈夫だった?夜空ちゃん。」
リ「お、起きたか、夜空。」
雲「ずいぶんよく寝てたね、君。」
獄「いつまで寝てんだよ。」
『あっ…何かすいません。』
リ「んじゃ、たまきの話すっぞ。…あと、いつまで手、繋いでんだ?」
二人はハッとして、手を離す。
リボーンが、武の肩に乗る。
『たまき…?』
夜空が、頭を抱える。
『何か聞いた事…ある。』
リ「御前が一番知ってんだろ、夜空。」
夜空は、リボーンを見つめる。
『たまきって、聖司の事だよね?』
リ「聖司?」
『うん。たまきの本名、聖司だもん。たまきは聖司が憑依したはじめの人の名前。その人、
すっごく強かったんだって。』
リボーンも、夜空を見つめる。
リ「夜空、御前…たまきの事、知ってたんだな。」
『うん。何となくそんな感じはしてたんだ。聖司は、記憶を消したって言ってたんでしょ?』
リ「あぁ、くわしく話してくれ。夜空。」
.