夜空の物語〜sora's stories〜

□標的4:誤解と謎
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雲「だから、そんなに気持ちよかったのかい?答えてくれたら言わないでおいてあげてもいいよ?」

山「…あぁ。」

『…。』

雲「ふぅん…。羨ましいな(ボソボソ。」

山「あ?何か言ったか?雲雀。Σまぁ、俺は言ったかんな!」

雲「Σい、いや。何でもないよ。…あぁ、言わないでおいてあげるよ。」

 また綱吉達が、不思議そうな目で見る。

山「お、おう…サンキューな。」

ツナ「だから、何があったの?」

 夜空が話題をそらすように、

『あ、私、この布団、返してきますね。』

 と、言った。

 夜空は、服の中から、細い紐を取り出した。

 夜空が少し触れると、紐は独りでに伸び、布団を縛った。

 夜空は、縛れたのを見ると、自分が持っていた十字架のペンダントに触れ、長い棒を出した。

『Σあ、授業始まっちゃいますね!急がないと!。』

 そういうと、夜空は縛った布団を持ち、棒に跨り、屋上から飛び立った。

ツナ「Σ夜空ちゃん!」

 綱吉が、ビックリして、屋上から身を乗り出す。

『大丈夫ですよー。』

 夜空はそう言い、家に届けて帰ってきた。

『遅れちゃいますよ!』

 夜空は、慌てて戻って来ると、慌てて教室に入って行った。


 キーンコーンカーンコーン♪


 チャイムが鳴る。

ツナ「Σあ、授業始まるよ!獄寺君、山本!」

獄「急ぎましょう、十代目!おい、野球馬鹿!行くぞ!」

山「おう…。」

 武は、恭弥をチラッと見て、綱吉達を追いかけていった。



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