夜空の物語〜sora's stories〜

□標的4:誤解と謎
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雲「ワォ。ちょうどいいトコに来たね、沢田綱吉、獄寺隼人。面白い事があったんだよ。」

ツナ「え?面白い事ですか?」

雲「あぁ。実はね…。」

 恭弥が喋ろうとしたとたん、武と夜空が、恭弥を抑える。

『Σな、なんでもないですよ!』

山「Σそうだぜ、なんでもないぜ!?」

 綱吉達が、武と夜空を不思議そうな目で見る。
雲「慌てるという事は、そんなに気持ちよかったのかい?…山本武。」

山「Σだから、忘れてくれって!雲雀!」

 武が動揺する。

ツナ「え?何かあったの?」

獄「おい、雲雀。面白い事って何だ?」

 武と夜空が、無理矢理笑顔をつくる。

山「Σ気にするな、獄寺。」

『Σそうですよ、気にしないでください。』

 綱吉達が、更に不思議そうな目で見る。

ツナ「それよりさ、この布団何?」

 綱吉が、布団を指しながら言う。

『え?あぁ、その布団は、さっき風で飛んできたんですよ。たぶん、あそこの家の布団だと思います。』

 夜空が指差した家は、ちょうど布団を干していた。

『ちょうどよかったんで、武さんに…。Σあっ。』

 夜空が慌てて口を塞ぐ。

ツナ「山本がどうしたの?夜空ちゃん。」

『Σあっ、いえ…なんでもないですよ。』

 実は夜空は、武が寝ていた時に、その布団をかけてあげていたのだ。

リ「さっきから二人してなんだ?なぁ、雲雀。何かあったのか?」

 リボーンが、恭弥を見る。

雲「あぁ、とっても面白いことだよ、赤ん坊。」

山「Σ雲雀!」

『Σ恭弥さん!』

 武と夜空が、恭弥を見つめる。


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