夜空の物語〜sora's stories〜

□標的4:誤解と謎
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◆その頃夜空は、まだ武と屋上にいた。
『寝顔…可愛いな。』

 夜空が、ボソリと呟く。

 其処を、恭弥が見ていたのだが、夜空は気付かなかった。

雲「会議を抜け出してまで、何をやっているんだい?山本武。」

 夜空はビックリして、後ろに振り向く。

『Σあ…。』

 その時、武が起き上がった。

山「ふぁぁ。よく寝たぜ…。Σあ、夜空サンキューな。」

 武がちょっと照れ、そして振り返る。

山「Σひ、雲雀!いたのか。」

 恭弥が、武を睨む。

雲「いたのかとはヒドイね、山本武。」

山「わりぃな、雲雀。眠くなっちまってな。」

 武は、笑いながら答える。

雲「まぁ、いいよ。山本武は、屋上でラブラブだったって、伝えとくから。」

 武が慌てる。

山「Σそ、そんな言い方ないぜ!?雲雀。」

 恭弥がニヤける。

雲「何慌ててるのさ。僕は本当の事を言っただけだよ?それとも、そんなに気持ちよかったのかい?膝枕。」

 武が更に慌てる。

山「Σなっ!」

 夜空も慌てる。
『Σあっ…。』
 ちょうど其処に綱吉達が来た。

ツナ「あっ!山本!」

獄「おい!野球馬鹿!」

 綱吉と隼人が、ほぼ同時に言う。


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