夜空の物語〜sora's stories〜
□標的3:リボーンの話
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◆その頃、自分のために、みんなが集まっている事を知らない夜空は、屋上のベンチ(夜
空が、校長に頼んで置いて貰った)で、日向ぼっこをしていた
珍しく委員の仕事も無く、のんびりしていたのだ。
だが朝、恭弥がコソコソしていた事が、気になっていた。
恭弥は、朝こう言っていた。
「いや、君はいいんだ。別に対した用じゃないから。」
君はいい…?
じゃあ、他の人は関係がある事になる。
『何の会議なのかなぁ。』
夜空は気になっていた。自分は関係ないと言われ、自分一人だけ仲間外れのような気がしたのだ。
綱吉や、隼人達はその会議に呼ばれたらしく、教室にはいなかった。
『気になるけど…覗くとか、勝手に聞くとか、したくないもんなぁ…。』
クヨクヨなやんでも仕方がないから、夜空は、気になっている事を考えてみる事にした。
夜空は、最近自分ではない行動をする時がある。
自分でもよく分からないが、操られてるような気もする。
今回の恭弥への届け物を持っていくのも、気付いたら、九代目が受け取っていたし、その時九代目は、夜空に怖いものでも見るような目をしていたのだ。
『うぅん…。分かんない事ばっかりだよぉ。』
夜空は、頭を抱え、ベンチに寝転がる。
と、そこに会議に出席中のはずの、武が入ってきた。
山「女の子が、こんな所で寝転がっちゃダメだぜ?」
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