夜空の物語〜sora's stories〜

□標的3:リボーンの話
4ページ/5ページ

◆その頃、自分のために、みんなが集まっている事を知らない夜空は、屋上のベンチ(夜
空が、校長に頼んで置いて貰った)で、日向ぼっこをしていた

 珍しく委員の仕事も無く、のんびりしていたのだ。

 だが朝、恭弥がコソコソしていた事が、気になっていた。

 恭弥は、朝こう言っていた。

「いや、君はいいんだ。別に対した用じゃないから。」

 君はいい…?

 じゃあ、他の人は関係がある事になる。

『何の会議なのかなぁ。』

 夜空は気になっていた。自分は関係ないと言われ、自分一人だけ仲間外れのような気がしたのだ。

 綱吉や、隼人達はその会議に呼ばれたらしく、教室にはいなかった。

『気になるけど…覗くとか、勝手に聞くとか、したくないもんなぁ…。』

 クヨクヨなやんでも仕方がないから、夜空は、気になっている事を考えてみる事にした。

 夜空は、最近自分ではない行動をする時がある。

 自分でもよく分からないが、操られてるような気もする。

 今回の恭弥への届け物を持っていくのも、気付いたら、九代目が受け取っていたし、その時九代目は、夜空に怖いものでも見るような目をしていたのだ。

『うぅん…。分かんない事ばっかりだよぉ。』

 夜空は、頭を抱え、ベンチに寝転がる。

 と、そこに会議に出席中のはずの、武が入ってきた。

山「女の子が、こんな所で寝転がっちゃダメだぜ?」


.
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ