夜空の物語〜sora's stories〜

□標的3:リボーンの話
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リ「まったくダメツナだな。御前に分かるように話してやるぞ。」

 綱吉がホッとした顔になる。

リボ「夜空は、いつもは普通の奴は入れない所で、仕事をしてんだ。まぁ、夜空はボンゴレには、掛け替えの無い存在だからな、特別扱いされてんだ。特別だからな、夜空をファミリーから引き抜こうとする奴が、何人かいるんだ。」

 隼人は、そのとおりだと頷く。

リ「でな、夜空をさらうのは、抵抗したり、本部の奴が気付くからな、たいていの奴はやらねぇんだ。そのたいていの奴等は頭が良くてな、夜空をコントロールしてる奴がいるっぽいんだ。」

ツナ「コントロールって、骸がやるようなヤツ?」

 綱吉が尋ねる。恭弥は、骸の名前が出て来たから、炎―夜空から貰ったトンファーを構える。

リ「いや、骸とは違うぞ。骸は乗り移るが、今回の奴は、夜空の頭の中を操ってるらしい。」

 全員が、ゴクリと唾を飲む。

リ「夜空自身も気付いてないらしいんだ。だからな、夜空を救わないといけねぇんだ。夜空がいなくなれば、ツナがボンゴレを継ぎ、ボスとして動くのも難しくなるからな。」

ツナ「Σな、俺は継ぐって、まだ決めてないからな!。」

雲「それで赤ん坊、救うって、どうやって救うんだい?。」

 さっきまで、窓の外を見ていた恭弥が、リボーンに聞く。

リ「それなんだが…。」

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