夜空の物語〜sora's stories〜

□標的3:リボーンの話
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ツナ「ねぇねぇ、二人だけで喋らないでよ。夜空ちゃんの実力が何?」

 綱吉が言った。

リ「あぁ、ツナには言ってなかったな。実はな、夜空はファミリーの中で、結構上のレベルなんだ。」

ツナ「上?」

 隼人が綱吉に耳打ちする。

獄「上っていうのは、結構強いって事ですよ、十代目。」

ツナ「あ、そうなんだ。」

 リボーンがまた話始める。

リ「雲雀と張り合ったり、調子を見なきゃいけねぇだろ?だから、レベルが高い奴じゃなきゃいけないから、夜空に任せたと俺は思ってたんだ。だけど、本当は違うらしいんだ。」

ツナ「違う?」

リ「本当は、違う奴に頼んでたらしいんだけどな、夜空がやりたいって言ったから、代わったらしいんだ。どうしても日本に行きたいからってな。」

獄「日本に、ですか…。」

リ「だけどな、夜空が九代目に頼みに行った時、夜空の様子が変だったらしいんだ。」

ツナ「変?」

 リボーン以外のメンバーが、首を傾げる。

リ「いつも、夜空は御前達に敬語を使うだろ?だが、九代目に頼みに行った時、ひどく乱暴で、九代目にヒドイ喋り方をしたらしいんだ。」

ツナ「なぁ、リボーン。話がよく分からないんだけど…。」

 綱吉が、不思議そうな顔でリボーンを見る。


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