夜空の物語〜sora's stories〜
□標的2:マフィアは中学生
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弐 マフィアは中学生
◆ 夜空が、恭弥の家に居候して、約1週間経った朝。
雲「ふぁぁ。」
恭弥が、寝惚けたまま起きて来た。(だが、ちゃっかり着替えている。)
『おはようございます。』
雲「ご飯できてるの?」
『あ、はい。』
恭弥は椅子に座る。
雲「卵焼きか。」
『はい。あ、あの…大丈夫ですか?』
雲「何がだい?」
『何がって、顔赤いですよ?何処かえらいですか?』
恭弥は、いつの間にか、顔が赤んでいた。
雲「別に…。」
恭弥は慌てて後ろを向く。
実は、エプロン姿の夜空が、あまりにも可愛くて、自然に顔が赤んでしまうのだ。もう1週間程、毎回夜空がご飯を作っているが、今だに慣れない。
『とりあえず、食べないと遅刻しちゃいますよ?。』
雲「分かってるよ?特に今日は、大事な会議があるから。」
『会議?あるんですか?』
恭弥は慌てる。
今回(今日)の会議は、風紀委員絡みではなく、リボーンが計画した。大事な話があるし、何故か夜空には教えるなと言われていたのだ。
雲「いや、君はいいんだ。別に対した用じゃないから。」
『そうですか…。Σあっ!』
突然、夜空が大きな声を出した。
恭弥はビックリして
恭弥「どうしたんだい?。」
と、聞いた。
恭弥は、夜空の視線を追った。そうすると、夜空が驚いた訳が分かった。
『Σ今日こそ遅刻ですよ!』
夜空が言うと、二人は急いで家を出た。
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