夜空の物語〜sora's stories〜

□標的2:マフィアは中学生
1ページ/3ページ

弐 マフィアは中学生
◆ 夜空が、恭弥の家に居候して、約1週間経った朝。

雲「ふぁぁ。」

 恭弥が、寝惚けたまま起きて来た。(だが、ちゃっかり着替えている。)

『おはようございます。』

雲「ご飯できてるの?」

『あ、はい。』

 恭弥は椅子に座る。

雲「卵焼きか。」

『はい。あ、あの…大丈夫ですか?』

雲「何がだい?」

『何がって、顔赤いですよ?何処かえらいですか?』

 恭弥は、いつの間にか、顔が赤んでいた。

雲「別に…。」

 恭弥は慌てて後ろを向く。

 実は、エプロン姿の夜空が、あまりにも可愛くて、自然に顔が赤んでしまうのだ。もう1週間程、毎回夜空がご飯を作っているが、今だに慣れない。

『とりあえず、食べないと遅刻しちゃいますよ?。』

雲「分かってるよ?特に今日は、大事な会議があるから。」

『会議?あるんですか?』

 恭弥は慌てる。

 今回(今日)の会議は、風紀委員絡みではなく、リボーンが計画した。大事な話があるし、何故か夜空には教えるなと言われていたのだ。

雲「いや、君はいいんだ。別に対した用じゃないから。」

『そうですか…。Σあっ!』

 突然、夜空が大きな声を出した。

 恭弥はビックリして

恭弥「どうしたんだい?。」

 と、聞いた。

 恭弥は、夜空の視線を追った。そうすると、夜空が驚いた訳が分かった。

『Σ今日こそ遅刻ですよ!』

 夜空が言うと、二人は急いで家を出た。


.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ