夜空の物語〜sora's stories〜

□標的2:マフィアは中学生
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◆二人が走っていると、そこに沢田綱吉や、獄寺隼人、山本武と、いつものメンバーが、息をきらせて走ってきた。

 どうやらこのメンバーも遅刻になりそうらしい。

獄「十代目!おはようございます。」

ツナ「あぁ、おはよう。獄寺君に山本。あ、夜空ちゃんに雲雀さんも。」

(夜空は、綱吉たちとは恭弥の家に来る前から会っているし、ほぼ毎日一緒に学校に通っている。)

山「よぉ、ツナ達も寝坊か?」

『おはようございます。皆さん。』

雲「…。」

 恭弥は、うるさいのに出会ってしまったと思ったのと、どうして自分が後に呼ばれたのか気にくわなかった。

獄「るっせー野球馬鹿!テメェと十代目を一緒にすんじゃねぇよ。」

ツナ「まぁまぁ、獄寺君、喧嘩より急がないと!」

 綱吉や、夜空達は、走りながら喋っていた。(遅刻するから)

獄「そうっすよね。さすが十代目!急ぎましょう。」

 恭弥が、腕時計を見て、呟く。

雲「あと十分。」

 綱吉が慌てる。

ツナ「やばいよ!今日こそ遅刻だよ!」

 それを聞き、夜空が答える。

『あ、あの…。危険ですけど、遅刻しない方法がありますよ…。』


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