夜空の物語〜sora's stories〜

□標的4:誤解と謎
1ページ/4ページ

 四 誤解と謎
◆夜空と武が、屋上にいた、その頃。

 リボーン達は、武がいなくなって十分近く経っているのに、まだ武がいなくなった事に、気付いていなかった。

リ「…と、いう訳で、此処にいる全員に協力してもらわねぇといけねぇんだ。」

雲「ねぇ、赤ん坊。協力したら、何かあるのかい?」

 恭弥が尋ねる。

リ「…たぶん、夜空の料理ぐらいだな。」

雲「なら、協力するよ。」

 綱吉達がビックリして、恭弥を見る。

 まさか、恭弥が料理で賛成すると、思わなかったのだ。

ツナ「Σ雲雀さん、夜空ちゃんの料理、食べた事あるんですか?」

 綱吉が、ビックリして尋ねる。
(綱吉達は、夜空と恭弥が一緒に暮らしている事を知らない。)

雲「あるよ。」
 恭弥が、文句ある?とでも言いたそうな顔をする。

獄「十代目、人数が足りませんか?」

 隼人が、部屋を見渡す。
ツナ「人数?リボーンと、俺と、獄寺君と、山本と…Σあっ、山本がいない!」

 綱吉が、周りを見渡しながら、答える。

獄「くっそ、あの野球馬鹿!何やってんだよ。」

ツナ「山本、いつからいないのかな?」

リ「そういえば、さっき出てったな。まぁ、山本には、ツナ、御前が後で伝えとけ。」

ツナ「出てったって、止めろよ、リボ−ン!」

リ「雲雀、時間取らせて悪かったな。」

 リボーンが誤る。

雲「別にいいよ。面白そうだからね。」

 そう言って、恭弥が草壁と部屋を出る。

ツナ「伝えとくけど…。山本、何処行ったんだよ。」

 綱吉と、隼人がブツブツ言いながら、部屋を出て行った。

.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ