夜空の物語〜sora's stories〜

□標的3:リボーンの話
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 参 リボーンの話
◆ 学校に着いてすぐ、綱吉達は、夜空の呼んだ鳥のおかげで遅刻はせずに済んだが、あまりの勢いに、体が震えていた。

 今は昼休み。夜空を知っている、夜空以外の人達が、風紀委員の部屋に集まっていた。

 集まったメンバーは、沢田綱吉、獄寺隼人、山本武、それに恭弥。風紀委員会副委員長、草壁は、ドアの前で見張りをしている。(恭弥の命令)

 笹川了平や、妹の京子も、夜空のことを知っているが、ファミリーに関わる事だから、リボーンは呼ばなかったらしい。(了平は、呼んでも意味が無い)

ツナ「なぁ、リボーン。話って何だよ?」

リ「極秘の話だからな。特に夜空には言うなよ。」

獄「夜空に秘密ですか…。」

雲「ふぅん。極秘か、赤ん坊、僕は時間が無いんだ。早くしてくれるかい?」

リ「おぅ、わりぃな雲雀。じゃあ、早めに話すか。」

 リボーンが、改まった顔になる。

リ「実はな、今日呼んだのは、夜空の事なんだ。」

ツナ「夜空ちゃんの?」

リ「あぁ。夜空が雲雀のトンファーを持って来ただろ?本当は、夜空じゃなくても良かったんだ。」

獄「え?でも、この前リボーンさんが、夜空じゃなきゃ、雲雀の実力に追いつかないって…。」

 隼人が不思議そうな顔で、リボーンを見る。

リ「あぁ、さっきまではそう思ってたんだ。だが、どうやら違うらしいんだ。」

獄「違う?」

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