茜色の珠

□H×H 6 不安と安心
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ホテルに着いてからは
お風呂に無理やり放り込まれて

傷や汚れをとにかく洗った
右足はやっぱり骨折してるのだろう

少し動かそうとするだけで
激痛が走っていた

取り敢えず右手の事は
放っておいて
他の傷を見てみると
結構な箇所傷があって
お湯にすんごくしみた

とにかくべったりと着いた血や
傷からでている血は洗い流して

お風呂から出ることにした

ショッピングモールで買ったものは
持ちきれないだろうと
ホテルに届くようにしていた

あんな騒ぎがあったんだから
届いてるわけないかと
半ば諦めながらも
ホテルで確認してみたら
驚くことに全ての物が
届いていたのだった

流石有名店だと褒めたくなった

早く中が見たくて
色々開けながら騒いでいたら

取り敢えず洗ってこいと
放り込まれたのだ

幸い今着る服だけは
取る時間をくれたからよかった

もし、今日何も届いていなかったら
私は何を着ることになっていたんだろうと考えたら

やっぱりブルーショッピングモールさんは素晴らしい!

って感動した

その後、パジャマに着替えて
ケンケンで、部屋に戻ると

すでにジンが夜ご飯を
用意してくれていた

流石ジン!

お腹も空いていたので
食べものに向かって
飛びつこうとした時




「ストップ!!!」

「えーーー?!」




ジンに止められてしまった

今度はなに?!
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