青き森より育ちし虫は大空へと羽ばたくだろう




「どんなボールでも、どんなスパイクでも、必ずお前(セッター)に渡す!」




蜘蛛はただ前を向いてそう叫んだ





「蜂野郎に、完璧なボールを送ってやる」




蟻は楽しそうに前を向いて呟いた






「どんなボールでも打ってるやる!来いよ!最高のスパイクを見せてやる!」





蜂はただ純粋に、楽しそうに、ボールを打った








『今度こそ、日本一になるぞ!』







蝶はそれを楽しそうに眺めていた

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