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□若月家2
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若月家
若月パパ、玲香ママ、娘一実、七瀬


こんにちは、次女の七瀬です
今日は、うちのイケメンパパを紹介します
私のパパは常にカッコいいです
お仕事してるときも、一緒に遊んでくれるときも、お出かけする時も
いつでもパパはカッコいいです
ママのことも大好きでいつもラブラブです
私や、お姉ちゃんのかずみんのことをそっちのけでラブラブするので
私もかずみんも少し寂しいです
でもいつも夜寝る時はパパが寝かせてくれます
たまに一緒に寝ちゃった時は次の日ママがうるさいですが、嬉しいです
私のパパは世界で1番カッコいいです


「.....なに見てん」

「んー、七瀬が小学生の時に書いた作文を授業参観で読んでるホームビデオ」

「まだそんなんあったん」

「あるよそりゃー、一実も七瀬も可愛い可愛い娘だもん」

「ってかなんでそのビデオなん」

「えー、だって可愛いじゃーん」

「言ってること支離滅裂やん」

「そこがまた可愛いんだよー」

「.....はぁー」



昔はもっとカッコよかったのに
なんで今はこんな親バカなんやろ
昔のパパはどこいったんやろ


「んー、おはよー」

「一実おはよー」

「おはよー、お父さん。 ん?なに見てんの??」

「七瀬が小学生の頃に授業参観で作文読んだホームビデオ」

「え!?見せて見せて!きゃー!なぁちゃんかわいぃ!」

「一実うるさいーー」

「あ、お母さんごめん」

「もー、朝っぱらから...なに見てんのー?」

「七瀬が小学生の頃に作文よ「なぁちゃん、かわいいい!」聞けよ」


なんやこれは
なんでこんな朝からみんなしてななのビデオに食いついてるん
しかもみんな正座やで
おかしな光景や


パシャっ


「ん、よく撮れた」


みんな同じ格好で親子なんやなぁって
この画像待ち受けにしよ


「七瀬」

「ん、なに?パパ」

「こっちおいで」

「うん」


ソファに座ったパパの方へ行くと
グッと腕を引かれて膝に座る形になった


「七瀬はいつでも可愛いね」

「...いきなりどうしたん?」

「ん?いつも思ってるよ、言いたくなっただけ」


どうやらうちのパパのイケメンは衰えてないっぽい
やってカッコええもん


「あー!なぁちゃんずるい!!」

「お父さんずるい!!」

「へ??」

「ママもー!」

「あたしもー!!」


「「うっわ!危ない!!」」


狭いソファーに家族4人でぐっちゃぐちゃ
やけど....幸せやなぁ

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