どんと、るっく、ばっく。
□さんわ。
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その後、高校生達は次々と中学生達に負かされていった。
『108式波動球に聖書テニス、妙技にインサイトに雷...。すごい技ですね』
鬼「お前の技も異常だろう」
入「見てて面白いけどね」
『楽しんでくれてるなら嬉しいです』
皇輝のプレーは、基本楽しむテニス。
見せる技は、正にマジックショー。
[テニス界の魔法使い]たる所以だ。
徳「それで、もうコピー出来たんだろ」
『はい。完璧ですよ!!』
また、皇輝はコピーテニスも得意技。
『そろそろ止めた方がいいんじゃないですか?』
鬼「そうだな」
入「じゃあ行こうか」
徳「.......」
そろそろ潮時だと思い、止めに行こうとする4人。
Prrrrrrrrrrrrr
突然鳴り響いたケータイ。
『あ、僕だ。すみません先輩。先行っててください』
にこっ、とはにかみそう言った皇輝は3人と別れた。