僕の花。
□No.04
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翔空ちゃんを好きになったのは…いつだったかな。
いつの間にか、気になってたな。
放課後──
「結弦ー今日も待ってんの?」
「いいだろ」
「いいけどー。毎日30分も待つくらいなら練習行けばいいのに」
「それより翔空ちゃんと行きたいからね」
「どんだけ好きなんだよw」
「うるさいなぁ。早く帰りなよ」
「はいはい。さよーなら」
「またね」
30分後──
『…羽生先輩。今日も待ってたんですか?』
「うん。もう日課だねw」
『あは。じゃ、行きましょうか』
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